老眼が辛くて本が読めない！目の疲れゼロの読書法【便利グッズも紹介】

老眼で本を読むのが辛くなった「あなた」に、心強い解決策を紹介します。読書の楽しさを奪う老眼は、年齢とともに訪れる避けられない障害です。

老眼鏡の正しい選びかたから、拡大鏡の活用、そして最先端の電子書籍リーダーや聴く読書サービスまで幅広い選択肢を提案しますね。

老眼で本が読めなくなった人

老眼で本が読めなくなる人の特徴は4つあります。

老眼の症状：ひとつでも当てはまれば老眼

普段あまり意識することのない年齢の変化ですが、「年をとったなぁ」と実感するときがあります。

以下のような症状で老眼になった！と気がつく機会が増えました。

• いままで読めていた距離で小さな文字が読めなくなった。
• モノをみるとき近づけたり遠ざけたりしてピントを合わせる。
• スマホのフォントサイズを大きくしている。

老眼で読書するとツライ

老眼になると近くのモノを見る際に焦点を合わせにくくなります。

• 新聞や本の文字がぼやけて、読書が辛くなってきた。
• 明るい場所で読書しないと、文字がはっきり見えない。
• 長時間、文字を読むのが苦痛になってきた。

わたしの場合、目がツライだけでなく、落ち着いて読書できなくなりました。

老眼鏡で読書すると疲れる

読書する際に老眼鏡を使い、小さな文字を読む努力しても、わたしは疲れを感じました。

• その日の体調により、老眼鏡の度数が合わないときもあります。
• 度数が合っていても、やはり長時間連続して読書すると疲れます。
• また急に遠くのモノを見ると、焦点が合わず気持ち悪くなることもあるんです。

本の文字が読み取れない

日本語は「ひらがな」「カタカナ」「漢字」があるので、老眼が進むと漢字を読み取れない機会が増加します。

• 文章の流れからおおよそ推測する機会が多くなり、徐々に「モヤモヤ感」が増します。
• 「モヤモヤ感」が増すと読書自体に抵抗を持ち、読まなくなってしまいました。

スマホ老眼でさらに加速

スマホ老眼とは、スマートフォンの使用によって引き起こされる目の疲労や視力の低下を指す現象です。

スマートフォンの小さい画面を長時間使用するため、目の疲れが進行するとされています。

スマホの使用時間が長い被検者は調節力が低下し調節近点が長くなる傾向があった。
スマホ老眼と表現されている症状の一端を明らかにした。

スマホ老眼は本当にあるのか？

老眼のレベルに応じた解決策を解説していきますね。

老眼レベルと症状	解決策
レベル1： 紙の本を読むのが難しくなってきた	読書灯で明るさ調整する 老眼鏡を使う ハズキルーペ（拡大鏡）を試してみる
レベル2： 長時間の読書がツライ！	目に優しい電子書籍端末で文字を拡大する
レベル3： 文字を読むこと自体がツライ！	電子書籍を読み上げ機能で聴く オーディブルで聴く

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老眼でも読書しやすくする便利グッズ

老眼が進んでも本から得られる知識や知見に加え、小説を読んで「気分転換」したい場合も多いですよね。

読書灯を使う

手元の本を照らす読書灯を使うと、より快適な読書生活が送れます。

読書灯の明るさを調整して、自分好みの読書環境を整えましょう。

老視による見えの改善
ほぼ全ての被験者において白熱灯よりRGB色LEDの近点距離が最小。

老眼による見えと視力を改善できる LED照明・有機EL照明

商品例：間接照明 テーブルランプ コードレス おしゃれ HEYTOUR 読書灯

老眼鏡で本を読む

老眼鏡は日常使いに向いたシンプルなものから、オシャレなタイプまでさまざまなバリエーションが揃っています。

100円ショップなどで安い老眼鏡も売っていますが、専門家に相談し購入するのがよいでしょう。

• 老眼鏡はオーダーメイドできるメガネ専門店がオススメです。
• 目の状態に合わせたレンズとフレーム選べば「あなた」に合ったメガネが手に入ります。

ハズキルーペ（拡大鏡）

老眼鏡は近くのモノにピント合わせをするメガネですが、ハズキルーペは本来の大きさより大きく見える拡大鏡です。

メガネ式なので読書だけでなく「新聞」「パソコン」など両手を使いたいときに便利です。

1. 老眼鏡で見たいモノにピントを合わせる。
2. ピントが合った状態で上からハズキルーペをかける。
3. ピントが合ったモノが大きく見える。

拡大鏡の メリット	拡大鏡のデメリット
メガネをかけるようにすぐに使える すぐに拡大してみたいモノがある場合に便利 レンズやフレームの色が選べる 高品質なレンズで文字が見やすい	ハズキルーペの取り外しが面倒 新たに購入する必要がある 焦点の合わかたに慣れが必要だった 長時間の読書・PC作業には向かなかった

目に優しい電子書籍（タブレット）

スマートフォンの利用増加に伴い、読書を紙本から電子書籍に変える人が増えています。

令和4年版 情報通信白書｜データ集（第3章第6節）

電子書籍には読みやすくする機能があり、本を読む環境が改善できます。

• 文字の大きさ
• フォントスタイル
• 背景色

最近では「目に優しい専用端末」が発売されています。iPadのように画面が大きく、かつ目が疲れにくい端末です。

• Kindle Paperwhiteは、Amazonから発売される電子ペーパー搭載の電子書籍リーダー専用端末です。
• 200万冊の本が読み放題となるKindle Unlimited（サブスク）が3か月無料で利用できる特典つき。

商品名：Kindle Paperwhite

Kindle Paperwhiteは電子ペーパー技術E-ink（イーインク）を採用しており

• 紙のような読み心地を実感でき、かつブルーライトカットで目に優しい
• 直接目を照らさないフロントライト方式
• 防水機能でお風呂でも読書が可能

電子書籍のメリット	電子書籍のデメリット
白黒表示で見やすい スマホに比べ画面が大きく読みやすい 文字サイズ、行間変更でさらに読みやすくなる 数十冊の本が持ち運べる	新たに購入する必要がある（2万円台） すべての本が読めるわけではない 充電切れで読めなくなる

見やすさは格段に向上しましたが、年をとったせいか「文字」を読むこと自体が面倒になってきました。

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老眼で本が読めない人向け読書方法

老眼で本が読めない人向けの読書方法は、4つあります。

大活字本を利用する

大活字本とは高齢で文字が読みにくくなった方でも読みやすいよう、文字の大きさや行間等を調整し、大きな活字で組みなおした本です。

• 一般的な文庫本の文字の大きさは9～10ポイントですが、大活字本では、12～22ポイントの文字を使用しています。
• 書体も出版社によって異なり、明朝体・ゴシック体を採用しています。

たいへん読みやすいですが、Amazon 大活字本シリーズの書籍でも～2,000円とそれなりの価格です。

電子書籍の文字を拡大して読む

電子書籍（タブレット）を新規に購入しなくても、「スマホで文字を拡大」して本が読めます。

代表的なKindle電子書籍リーダーで文字サイズを拡大する方法は以下の通りです。

①Kindleアプリを起動し、読みたい本を開きます
②開いたページ内をタップすると上部にメニューが表示されます。
③「Aa」をタップし、スライドバーで文字サイズを調整してください。

電子書籍リーダーのメリット	電子書籍リーダーの デメリット
スマホにインストールすれば、専用の端末は不要 無料でアプリが使える 本屋にいかなくても購入できる 辞書や検索機能で知らない単語もすぐにわかる	画面に表示される文字数が少ない 文字を拡大するとページめくりが増える ブルーライトの影響で目が疲れる ページをめくる独特の感覚や本の匂いは味わえない

電子書籍の読み上げ機能で読書を改善

Amazon Kindle Unlimitedを利用されている方なら、Alexaアプリを使ったKindle本の読み上げが無料で使えます。

Alexaアプリは、Amazonアカウントをお持ちなら誰でも無料で利用可能です。

TTS（TextｰtoｰSpeech）が有効になっていないKindle本は、Alexaの読み上げ機能が使えません。

電子書籍の読み上げで聴く方法

読み上げ機能のメリット	読み上げ機能のデメリット
目を一切使うことなく、読書が可能になる 他の作業をしながら「ながら聴き」ができる 視覚と聴覚同時にインプットできる	人工的な音声で朗読される 読み方を誤解釈するときがある Kindle Unlimited作品の一部しか対応していない

オーディブルで読書を楽しむ方法

オーディブルは、書籍の内容を朗読した音声で楽しむ「聴く読書」です。

• 本を読む代わりに、プロのナレーターの読み上げてくれるので聴きやすい。
• 必要なのは「スマートフォン」と「イヤフォン」だけ
• いつでもどこでも読書が楽しめます。
• 目が疲れやすい方や、老眼で読書が難しくなった方にも大変便利です。

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老眼対策となるオーディブルについて

わたしが選んだ老眼対策となるオーディブルを使ってみた感想について解説します。

オーディブルで得た新しい視点

オーディブルは目の疲れから解放されるだけなく、以前より本の内容が理解しやすくなりました。

• プロのナレーターが朗読するため、クリアな声で聞き取りやすい。
• とくに小説は環境音（雨の音）も加わり、臨場感溢れる朗読で没入感が増します。
• 速度調整機能により、自分の聴きたいペースや状況に応じて再生できます。

以前は静寂な場所でないと「本の中身が頭に入ってこなかった」のに対して、電車や騒音がある環境でも頭に入りやすくなりました。

これからの読書ライフと次の一歩

オーディブルを使いはじめてから、読書ライフが以下のように変化しました。

• 他の作業をしながら（移動中、運転中、家事）聴けるので読書時間が増えました。
• 知識を得ることで生活の幅が広がり、趣味や仕事に活かせています。
• 本屋にいく機会が減り、自宅で好きな本がすぐ読めるようになりました。
• サブスクサービスなので「本を購入しているときよりコスト」が抑えられました。

オーディブル体験後の変化

オーディブル体験後の変化を無料体験期間中に読めた本の実績も含めて紹介します。

最初に試したいカテゴリ

• 文学・フィクション
• 本屋大賞
• ミステリー・サスペンス

知識を吸収するなら倍速再生

月	再生時間	換算時間	再生速度	1日平均聴取時間	読んだ本の冊数
初月	41時間	約67時間	1.6倍	1.4時間	19冊
2か月目	44時間	約91時間	2.0倍	1.5時間	16冊

目に負担のかからないオーディブルの楽しみかた

• 散歩中に聴いてみましょう。景色を楽しみながら健康促進にも役立てられます。
• 寝る前の暗い環境で本を読む機会が減ります。短編小説を聴いて気分転換しましょう。
• 通勤電車で揺れながら聴いてみましょう。目を酷使して読む必要はありません。
• お昼時間に目を閉じてオーディブルを聴けば、午前中の目の疲れも解消されます。

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読書スタイルを目から耳に変える

オーディブルによる耳で聴く読書は、読書スタイルを「読む」から「聴く」に変えるだけです。

利用商品	本を読むコスト
ハズキルーペ・老眼鏡	購入費用：約1万円＋冊数分の本代
電子書籍	購入費用：約2万円＋サブスク（980円/月）
オーディブル	サブスク（1,500円/月）

読むから聴くに変えるステップ

読むから聴くに変えるステップは、以下の3stepです。

• 誰でも試せる「無料体験」のオファーを受ける。
• お持ちのスマホにアプリをインストールし、イヤフォンがあればいつでもどこでも聴けます。
• アプリをインストールしたら、さまざまなジャンルから聴きたい本を選ぶだけ。

【3分で完了】オーディブルの無料体験方法

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老眼で読書する際の困りごと【Q&A】

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老眼で本が読めない人向け読書方法のまとめ

本やスマホの小さな文字が読みにくくなっても諦める必要はありません。老眼になっても読書の楽しみを取り戻す方法は幾つかあります。

• ハズキルーペや目に優しい電子書籍の使用をオススメしますが、費用がかかる点に注意が必要です。
• 電子書籍で文字を拡大するとページをめくる回数が増え、読書が面倒に感じられることがあります。
• 電子書籍の読み上げ機能は、小説の魅力が人工的な声により台無しになります。
• 最終的には、老眼に悩まされずに楽しめる「聴く読書」がわたしの解決策となりました。

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